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宅地建物取引士資格

こんにちは。

りんどうハウジングの西川です。

本日は、『宅地建物取引士』の資格について少しお話をしたいと思います。

業界に詳しい方はご存じでしょうが、不動産業をやっていく上では、この宅地建物取引士という資格は避けては通れません。

宅建業を営む場合は、宅地建物取引士の資格を有しているものをその事務所内の5人に1人は設置しなければいけないです。

従業員が5人であれば1人。6人であれば2人必要ということです。

この設置義務に違反をすると、業務停止処分などの措置があります。

さらに、宅地建物取引士には専任性というものがあり、兼任することができません。

事務所Aと事務所Bに同じ宅地建物取引士を登録することはできないということです。

といったように、非常に重要なポジションにある資格者なわけです。

私は、りんどうハウジングの代表者であると同時に、りんどうハウジングの専任の宅地建物取引士でもあるということですね。

じゃあこの宅地建物取引士はいったい何をする人なのかといいますと、すごく端的に説明すると『重要な書類の内容をお客様に説明する人』です。

賃貸住宅や物件の売買購入をする前に、『重要事項説明書』という書類を渡されます。その書類に記名押印をし、重要事項の説明を取引当事者にするのが宅地建物取引士の仕事です。この重要事項説明書への記名押印と説明は宅地建物取引士でなければできません。つまり、〇〇不動産社長という方が記名押印をし、説明したとしても、その方がもしも宅地建物取引士でないのであれば違法となります。

重要事項説明書は契約の前にするものであり、契約後には『37条書面』というものが発行されますが、こちらに記名押印できるのも宅地建物取引士のみとなっております。ただし、こちらに関しては記名押印のみであるため、説明は宅地建物取引士でなくても構いません。

重要事項説明書の記名押印と説明、37条書面の記名押印は専任の宅地建物取引士でなくても構わないため、パートの方が資格を持っていればその方でも大丈夫です。

不動産取引では必須となるこの2つの書面ですが、これには必ず『宅地建物取引士』資格が必要であることをわかっていただけたかと思います。

上記のことから、私はこの宅地建物取引士が非常にいい資格だなと思いました。

不動産業をやっていくためには絶対必須な資格なわけです。

私は、この資格を持っているだけで重宝するのではないかなぁという軽い気持ちで不動産業とは無縁で何も知らなかったのですが、受験することを決めました。

毎年試験が行われるのが10月でして、私が試験を受けようと思ったのが6月半ばだったのでかなり急な思いつきでしたね(笑)

試験を受けようと思っていろいろ調べてみたのですが、宅地建物取引士の試験はそこそこ難しいんですよね。

合格率が15%前後で、試験合格の勉強時間の目安はおよそ300時間とのことでした。

急な思いつきでやるにはなかなかハードルが高そうで心が折れかけましたね(笑)

15%の合格率は自分の努力次第なので、難関試験だなぁ程度ですが、300時間の勉強時間が取れるかどうかの問題は少し考えました。

ただ、この勉強時間もあくまで目安であったため、効率よく勉強をすれば何とかなると考え、思考時間は数分ですぐに本屋に参考書を買いに走りましたね。

実際私が試験の日までに何時間勉強したかははっきりとはわかりませんが、最初の1か月は月曜~日曜まで休みはなく1日5~7時間の勉強をしました。

その時お世話になったのは『らくらく宅建塾』という参考書です。

この本はすごくわかりやすいというよりも、試験に受かるための本というほうが強いかもしれません。試験は50点満点なのですが、大体は35点前後が合格点となるため、7割~8割を試験で取るための勉強をする本といった感じでしょうか。

試験まで時間がなかった私にはちょうど良かったといえます。

この本を2週間で丸暗記しました。徹底的に繰り返し読んでは書いてひたすら暗記。これを最初の2週間で完了し、その後、また最初から復習することを1か月かけて2周したので、この時点で8月ぐらいですね。復習するときは勉強時間を減らしていて、1日だいたい3~4時間ぐらいだったかと思います。

参考書を覚えることができたので、8月からは過去問を解くことにしました。試験まであと2ヶ月ですね。

過去問を9月半ばまでやり、最後の2週間は模試をやるスケジュールです。

過去12年分の模試を収録している問題集を購入し、月~木は1日1試験とその解説を、金曜日はその週4年分の復習をして、土曜日は参考書を最初から読んでいくという感じで進めました。

このあたりからは、頭を休めてゆとりを持たせるために日曜日は完全休息日として勉強はしませんでした。

過去問を8割がたやった結果は悲惨で、大体29~33点で泣きそうになりましたね(笑)

このままでは絶対落ちる!とさえ思ったんですが、過去問のわからない部分しっかり勉強して残り数年分をやったらなんと37~40点ほど取れるようになっていて、いけるかもしれないという光が見えていました。

その後、模試も6回ほどやってなんとか合格点は取れるぐらいにはなり、本試験を受けました。

年に1回の試験ですからね。落ちたら次は1年後。あの地獄の勉強をまた1年やるのは絶対嫌だという気持ちで試験に挑みました。

試験はすごく難しかったです。過去問のどれとも違うような出題と宅建業で仕事をしている方は免除される最後の5問があるのですが、それもなんだか過去問にはなかった不思議な問題が出されてだめだと腹を括りましたね。

こんな難しい試験はきっと合格点も低いだろうと思っていたら、各専門学校の合格点予想が軒並み過去最高点で40点近い。

???????思考が停止しましたね(笑)

でも、自分の自己採点をしてみると39点で思ってよりすごく高くて、これまた意味がわからない不思議な現象でした。

そして、合格発表。

合格点は過去最高点の39点。

私は、合格でした。

各専門学校の解答もあくまで各社の解答であり、絶対のものではないため、私が実際難点だったのかはわかりません。

ですが、私は合格していました。

宅建試験は、年々難易度が上がっているらしく、ですがこの過去最高点の合格ラインにもかかわらず、合格率は17%でこちらも過去最高の合格率だったそうです。

私としては、すごく難しかったのになぜあんなに点数が取れていたのか、なぜこんなに合格点が高いのか、なぜこんなに合格者も多いのか不思議で仕方がない、なにも不思議な試験でした。

まぁでも結果合格はしたんですよね。

私の勉強方法が正しいのかといわれるとかなり力技でおススメできるものではないところはあります。

もっと勉強がうまい方は楽に合格できるでしょうし。

ただ伝えたいのは、この宅地建物取引士という資格は、たった3ヶ月の勉強時間で受かることも可能な試験ということです。

そのうえ、先ほどもお伝えしましたが、不動産業では必須の資格となりかなり重宝されます。

いろんな不動産会社のスタッフなどを見てみてください。

宅地建物取引士の資格を持っているか持っていないかを書いているところが結構あります。

店長という方でも案外持っていません。

実はこの試験の合格者は、不動産業者でお勤めでない方のほうが合格しているようです。

不動産業者の方は、日々激務で勉強の時間がなかなか取れないことも原因にはあるとは思いますが。

宅地建物取引士資格は、不動産業をやる以外でも使えることも多いですし、次の記事にしようかと思っている内容でもあるのですが、家を購入する際に不動産業者にいいようにされないためにも持っていて損はない知識だと言えます。

コロナ禍でお家にいる時間も長く、もしもお時間がある方や資格に興味がある方は勉強をしてみてもいい、そんなおススメの資格試験です。

私は、学校の先生でも塾の講師でもないのですが、もし宅地建物取引士試験についてや勉強でわからないことなどございましたら、質問に答えることはできるかもしれませんので何か気になることがあれば聞いて下さい。

不動産とはどういうものなのか、この業界ってどんなことしているのかなどわかってなかなか楽しいですよ。